音楽談議

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マクベスを観て

「マクベス」と言えば、シェイクスピアの戯曲であり上演される芝居を思い起こすことだろう。でも原作を「マクベス」としながらも、違うジャンルの作品として生み出されたケースも多々存在する。その一つとして、オペラ『マクベス』がある。イタリアの代表的オ...
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劇場での上演あっての作品 それがオペラ!

以前このコーナーでオペラの歴史的なことについて触れた時に、そもそもオペラは王宮の権威、威信等を象徴する行事としての役割として発展して行ったと述べた。さらに公共の劇場が生まれた後では歌手の技巧を聴かせるためのあらゆる音楽的技法が生み出され歌手...
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オペラの成り立ち、形成過程の特殊性

以前書き綴った「オペラってなにもの」、「観客層」で、オペラには作品のレベルでの音楽と台本、上演レベルでの指揮者と演出家、観客層においてオペラにおける音楽作品の魅力としてか、舞台造形の魅力としてか、それらの三つのレベルでどちらを主として捉える...
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観客層

私はオペラ公演、演劇公演、器楽のコンサート等あらゆる舞台、コンサートに出掛ける。そこでいつも感じるのが、観客層の違いである。もちろん個々の公演によって観客が異なるのは当たり前なのであるがある程度は、その公演のカテゴリーごとに特徴があるように...
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オペラってなにもの?

《オペラ・音楽談義》のコーナーはオペラやクラシック音楽について少し専門的に掘り下げた話題をご提供していきたいと思っている。いわゆる一般的なオペラに関するジャーナリズム的な記事を書き連ねていく場ではないということをお断りしておきたい。できるだ...